甲府市内のお寺様墓地にて、県外への改葬に伴うお墓じまい工事

ホームページをご覧いただきありがとうございます。甲府市を中心にお墓のお仕事をさせていただいております、多田石材店の多田です。甲府市内のお寺様墓地にて、県外にお住まいのお客様のお墓のお墓じまい工事をさせていただきましたので、ご紹介いたします。

 

【甲府市寺院墓地 お墓じまい】

 

お世話になっているお寺様からのご紹介で、お墓じまい工事をさせていただきました。県外にお住まいの方でしたので、ご住職様のお話ではコロナの影響もあってお墓参りも難しかったため、お住まいの近くにお墓を求めることにされたようです。お見積りを差し上げて工事をお任せいただきました。

 

こちらが今回工事をさせていただくお墓です。洋型のお石塔と、墓前灯篭が一基、後方には塔婆立てもあります。お客様もお越しになって魂抜きの法要のあと、ご遺骨を取り出すお手伝いをしてお客様にお渡ししました。改葬先へはお客様でお持ちになります。

 

ずいぶん工事が進みました。手順としては、まずはお石塔を上から順に取り外していきます。灯篭なども取り外したら、外柵の解体に入ります。貼り石や周りの囲いの石、階段の石などもすべて取り外したら、コンクリートの基礎部分もすべて解体して取り外します。大きいものは小割などして搬出します。作業の際は、周りのお墓にぶつかったりしないよう、細心の注意を払って進めます。

 

今回はお寺様のご指示で、基礎を取り外したあとの地面を少し深めに掘り下げました。参道から30cmほどしっかり下げました。次に使われる方に気持ちよく使っていただけるよう、土を入れ替えて準備をしておくというご配慮です。

 

ビリ砂利と呼んでいる細かい砂利を敷いて、工事完了です。これもお寺様からのご指示です。真砂土を入れて仕上げるよりも、あとあと草が生えにくくなるため管理しやすくなります。

 

お客様へはご住職様からご連絡いただきました。なかなかお参りに行けないことも気になっていらっしゃったと思いますので、これからはお住まいの近くで気軽にお参りできるようになって良かったです。お寺様にも、ご指示の通りに作業が完了してご満足いただけました。

今回は、お寺様墓地でのお墓じまい工事でした。こうした墓地は入り組んでいることも多いので、近くのお墓に万一にもぶつかったりしないよう、スタッフ全員注意を払って作業をしています。また、お墓じまい工事の仕方も、「基礎は残してそれ以外を取り外す」、「基礎まですべて取り外す」、「境界の縁石は残して他はすべて取り外す」など、お寺様や墓地・霊園によってそれぞれ違いますので、そうした点はきちんと確認して進めます。細かいことでも、ご満足いただける形で工事を終えるよう気を配っております。

このたびはお声かけありがとうございました。お寺様や檀家の皆様のお力になれることがありましたら、またお手伝いさせていただければ幸いです。

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「お墓じまい」については、こちらをごらんください>>「お墓じまい・解体撤去」