新しい展示のお墓のご紹介。インド産M1H、世界にただひとつの自然石風のお墓
ホームページをご覧いただきありがとうございます。甲府市を中心にお墓のお仕事をさせていただいております、多田石材店の多田です。今回は、インド産M1Hの自然石風のお墓をご紹介いたします。
インド産M1H 自然石風のお墓
当店は、人気のある洋型墓石をはじめ、できるだけ実物をご覧いただけるように様々なタイプのお墓を展示しています。今は、店頭と店内あわせて7,8基のお墓をご覧いただけるようにしています。実際にご覧になって気に入っていただいてそのお墓をお作りすることもありますし、お墓の構造などをご説明するとき、展示のお墓をご覧いただきながら・・・ということもあります。今回、その展示のお墓に新しいお墓が加わりました!
自然石風の味わいのあるお墓です。自然石風のお墓はこれまで展示していなかったので、少し違った雰囲気のお墓として新しく加えてみました^^
こちらのお墓はインド産のM1Hという石で作られています。深い緑色の石で、グリーン系の石としては代表格ともいえます。きれいな色合いはもちろん、硬くてツヤのりも良く、吸水率も低く経年劣化も少ないことからもとても人気があります。こちらのお墓は裏側や側面は黄色っぽい色をしていますが、すべて同じ石 M1Hで作られています。
お墓に使われる石は、岩盤の状態のものと、大きな塊(玉石)の状態で土に埋まっているものとに大きく分けられます。M1Hは玉石の状態で出ることが多く、黄色っぽい部分はいわゆる原石のまま、自然のままの状態で、研磨すると深い緑色になります。磨かない部分を残すことで、自然石のような風合いが感じられるお墓になっています。
花立や香炉も同じように、自然石風の仕上がりです。いわゆる「皮肌」が残った自然な部分を活かすことで、アクセントにもなっています。台座部分の側面はまた違った色合いです。同じ石でも仕上げの違いで色味が全く違うことを、実際に見て納得していただけます。また、自然のままの状態なので全く同じものが二つとないことも、自然石風のお墓の特徴です。正真正銘、「世界にひとつのお墓」ですね^^
墓誌も同じように、皮肌を残した仕上げをしています。墓石作りでは、緑色の磨いた部分の色が他の部分と均一になるようにする、いわゆる「色合わせ」の作業も行われます。これをうまく仕上げるのも専門の技術のひとつです。
裏側はこのようになっています。中央の磨いた部分は建立者の方のお名前等を彫刻する部分です。
当店ではこれまであまりご依頼がなかった自然石風のお墓ですが、とても個性的な見た目が目を引くようで、ご来店くださったお客様にもすでに色々ご質問をいただいています。妻がデザインしたお墓も展示していますので、「これも奥さんのデザインですか?」というお声かけもいただきました^^ なかなか目にすることがない自然石風のお墓も実際に間近でじっくり見ることができるので、その良さが伝わればと思っております。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお越しください♪